中高一貫校クラスのカリキュラムについて

小野塾

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〒305-0032 茨城県つくば市竹園2-7-8
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中高一貫校クラスのカリキュラムについて

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2022/11/12 中高一貫校クラスのカリキュラムについて

当塾での中高一貫校クラスのカリキュラムは以下の通りです。

中高一貫校クラスは最も多いのは並木中等生ですが、県内の一貫校(江戸取、茗溪、常総、日大中等)や都内の一貫校(筑波大附属、渋谷幕張、豊島岡女子、市川)の生徒さんも通っています。

なお、並木中等生の4,5年生は下記とは別にサイドリーダーのテスト対策授業がございます。

 

(1)1・2年生

個別指導にて、「苦手教科を克服する」、「得意教科の先取りをする」など生徒の要望・個性に合わせたカリキュラムを組みます。

特に重視していることはしっかりと「対話」をすることです。

この時期で成績が低迷してしまうのは中学受験の際に知識の詰め込みやただひたすら問題集を繰り返し解くことで乗り切ってしまった子です。受験の際は初めての受験や塾からのプレッシャーで闇雲に勉強できても、入学後に緊張の糸が切れ、成績が低迷してしまうという子は毎年一定数います。

この場合、中学3年生の終わりに受験がないという中高一貫校の制度がむしろマイナスに作用することになります。

 

この時期に培っておきたいのは勉強に対する向き合い方です。

ただ単に答えが合っているかだけでなく、「どういう考え方をしたのか」、「なぜその答えになるのか」を確認しつつ指導を行います。

防ぐべきは、「答えは合っていても『なぜそうなるのか』を説明できない」ということです(これは本当に多くの生徒にありがちなことです)。理由を説明できずに解いてしまっているというのは、数学で「ただ手順を覚えている」、英語で「この単元の問題だからきっとこう書けばいい」と考えてしまっている場合などで、このような姿勢で勉強に向き合うと高校の分野になったときに必ずつまづきます。

 

また、勉強を楽しいと思えるのは答えが合っているときではなく、それまで自分が持っていなかった考えを聞き、「なるほど」と納得し、自分の考えとして吸収することができたときです。

 

6年間受験がない中高一貫校において「受験のために頑張る」という小学生のときと同じやり方は通用しません。点数だけにこだわらず、「勉強をすることで新しい考え方が身につくこと」、「最初はできないことでも努力をすればできるようになること」を経験することが何より重要なことです。

 

なお、当塾では中高一貫校の1・2年生の個別指導は、集団授業を受講している場合の併用料金が自動的に適用され、費用対効果がとても高くなっています。

 

(2)3年生以降

①数学

3年生から中高一貫校生向けとして本格的に高校数学を扱う集団授業が始まります。この講座では、2年間(4年生の終わり)までに高校数学ⅠAⅡBを終わらせ、5年生からは、当塾の高校3年生のクラス、つまり、受験対策をするクラスに合流します。

当塾の高校3年生のクラスは応用クラス(東大など最難関大学を目指すクラス)と基礎クラス(筑波大、千葉大などを目指すクラス)に分かれます。中高一貫校生は5年生で高3基礎クラスを受講することで、6年生では応用クラスへとステップアップし、難関大受験に向けて十分な演習量を積むことができます。

なお、特に数学が得意な生徒さんの場合、5年生で高3応用クラスを受講することも可能です。

 

②英語

3年生は年間無料講座を開講しています。このクラスでは6月までに中学校で必要な英文法を全て終わらせ、7月で英文読解のための下準備(これをやらないと英語長文を読めるようにはなりません)、8月以降で難関私立、国立高校の入試問題の演習を行います。

 

3年生時点で必要なことは文法事項の先取りをし、難しい文法問題を解くことではなく、基礎的な文法の知識で長い文章を読み、それを訓練することで読める文章のレベルを上げていくことです。

英文を読むためには文法は必要ですが、文法ができれば英文が読めるというものではありません。

3年生時点で英文を読むための基本的な考え方ができていれば、高校になって新しい英文法を習ったときに、そのまま読める文章のレベルが上がります(逆に言うと、ほとんどの高校生は新しい文法事項を習っても英文を読むことに結びつかず、わからない文法事項がないような文章も読めないのです)。

 

学校の授業の中では教科書に載っている英文を読むことはしますが、「そもそも英文はどうやって読むのか」に特化した授業はありません。普通の予備校では高校3年生や浪人生で扱われるような講座を当塾では中学3年生時に難関高校の入試問題を用いて実施します。

 

なお、このクラスは公立中の3年生も受講するクラスです。中高一貫校生で、特に中だるみをしてしまっている子にとってはこれがとても良い刺激になります。中学受験の時までは自分の方が勉強を頑張っていたのに、その後の3年間で追いつかれてしまってはまずいと考える子は多く、それがきっかけで勉強に対するモチベーションが上がるという効果も期待できます。

 

4年生以降は同学年の一高生、竹高生と同じ授業を受けることになります。

英語は、数学と違い1学年上のクラスに合流するということはありません。

無理に難易度を挙げて、1つ上の学年の基礎クラスを受講するよりも、自分と同学年の子たちの中で上位を保ち、応用クラスに入る方が効果的です。

また、当塾の応用クラスのレベルは相当高く、1学年先取りをしないと目標の大学に間に合わないということは絶対にありません。

 

 

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