当塾の合格実績について

合格実績について「塾生の人数を考えるとそれほどでもないのではないか」というお問い合わせをいただくことも増えてきましたので、この件に関し、以下の通り私(塾長)から回答致します。

 

当塾は2015年に開講し、当初は一高生、竹高生の数名のみという規模からスタートしました。

この学年は私が元々勤めていた塾で授業を担当していた学年でもあり、開講の知らせを聞きつけて徐々に受講生が増えていった学年です。

この学年の大学合格実績が2018年実績であり、当塾の最初の合格実績でもあります(この年の合格実績は古いブログでまだご確認いただけると思います)。

 

その1学年下の代は、教え子といった縁のある生徒は3名のみ(元勤務先で、短期間10数名の社会の授業を担当していたことがありました)でスタートし、3年後の卒業時には20名弱まで増えましたが、当塾としては最も人数が少なかった代です。それでも、京都大学、名古屋大学、北海道大学、筑波大学など素晴らしい実績を残してくれました。

 

さらにその1学年下の代(2017年の1年生)が現在のTOPページ下部に記載している2020年合格実績を残してくれた学年です。

この代がスタートしたときには1期生は高校3年生でしたので、当塾には「合格実績」というものは存在しませんでした。

 

つまり、これまでの卒業生で、「合格実績」がある状態でスタートできたのはさらにその1学年下、2018年入塾の代の生徒たちのみです。この代の子達の実績がTOPページの2021年実績です。

 

当塾は今となっては塾生も相当増えましたが、各年の合格実績をみる上では、現在の受講者数ではなく、その代の受講者数を踏まえていただくこと、また、特に土浦一高の方は土浦一高の実績と比較されますが、当塾は場所柄竹高生の方が人数が多く、比較する上では両校の実績と比較されるのがフェアかと思います。

さらに、人数が増えた現在となってはイメージがつきにくいかもしれませんが、上記の通り、あくまで個人塾としてスタートした塾です(現在もそうです)。

過年度の大半の卒業生は、全く大学合格実績のない塾でありながら、体験授業を踏まえ、実績やネームバリューではなく自分の目を信じ、当塾を選び、それぞれが目標を達成してくれました。

私はどの生徒も大変誇らしく思っています。

 

当塾の人数が右肩上がりで伸び続けている理由はひとえに体験授業後の入塾率の高さにあります。

塾という業界内においては体験授業後の入塾率が8割を超えていれば相当優れた数字とみなされますが、当塾の入塾率は96～98％で推移しています(新高校1年生の無料春期講習も含めた継続率であるため、「傑出」していると言ってよいと思います)。

 

 

「塾は必要ない」という話を聞き、塾の授業を体験するという選択肢すら持たない方が大勢いらっしゃることは私にとってとても悲しいことです。

まずは授業をご体験いただきたいと思います。授業を体験した結果、「必要ない」、「学校やこれまで通っていた塾の授業と大差ない」と感じた場合には継続しなければ良いのであって、そこにリスクはありません。

少しでも気になる場合にはまずは一歩踏み出してください。

私は塾の卒業生に対し、「大学に入って、いろいろなものに触れる機会があると思う。そのとき、迷ったらやりなさい。」と伝えています。

迷った挙句に「やらない」という選択を選ぶ人が多すぎるのです。「やらない」という選択をすることで逃してしまうチャンスがどれほど多いことでしょう。

 

私は自身の高校での経験も踏まえ、「こういう話をしてほしかった」、「こういう話であればもっと勉強に興味が持てた」と思う授業をしています。

例えば高校での教科に限らず、何か新しいことを学ぶときに、同じテーマの複数の本を読むことで1冊の本を読んだだけでは気付けなかった新しい発見があり、そこに楽しさが見い出せるというのは皆さんご経験があることと思います。

学校の授業のみで済ませるというのは1冊の本(1つの考え)だけを読んでそれが全てと思ってしまうのと同じです。

当塾の授業は、1つの事実でも学校とは違った角度から見ることで新しい発見を生み出すことを信条としており、これはどんなに上位層の子でも自分一人で発見できるものではありません。

一般的には「塾に通う必要ない」と思われるような優秀な子でも当塾に通っているのは、この発見、そしてそこから生まれる楽しさを求めているからです(これは高校生のときの僕自身が求めていたものでもあり、その当時は手に入れることができなかったものでもあります)。

 

当塾の入塾率の高さは当時の私と同じ思いを抱えている子が今なおいること、そして、その子たちに自分のできる最善を尽くすことが私の使命と感じています。