高2数Ⅲ講座開始のお知らせ

当塾では10月より高校2年生の理系選択者を対象に数Ⅲの講座が始まります。

 

竹園高校の生徒さんは学校より数ヶ月前倒しで数Ⅲの授業に入ることになります。

 

 

これを機に、当塾では今後定期テストの順位よりも受験に向けて大きく舵を取っていくことになります。

竹園高校の理系数学のカリキュラムは3年生の夏休み前に数Ⅲの全範囲が終わらず、これは難関大を目指す進学校としては致命的と言わざるを得ません。

特に数Ⅲは暗記の要素も強く、回数を増やすことで成績の向上が期待される科目です。

当塾では3年生の5～6月に数Ⅲのカリキュラムを終わらせ、夏期講習で2周目、秋以降で3週目に入ります。

(ちなみに、土浦一高の進度も当塾とほぼ同じで、公立高校の新学校としては理想的なカリキュラムと言えます)

 

また、この時期に開始するメリットとしては高2の段階で良い意味での「負荷をかける」という目的があります。

 

土浦一高生、竹園高校生どちらにも共通して言えることとして、受験モードにスイッチが切り替わるのが中高一貫の進学校に比べて遅いということが挙げられます。

 

私立の中高一貫校は高2の段階で部活を引退(新人戦が実質の最後の大会)し、その後は受験勉強に専念します。

高3になっても部活をしている生徒が目立つのは灘高くらいです。

近年の大学合格の実績で中高一貫校が圧倒的な結果を残しているのは、高校の内容を扱うのが早い(遅くても中3、早ければ中2)だけでなく、受験モードに入るのが早いのです。

 

大学受験にラストスパートは存在しません。3年生に入ってから受験モードになるのでは他の同級生と同じであり、大きな成績の向上は見込めません。

大学受験は「いつ始めるか」で差がつきます。

 

竹園高校の生徒さんは学校より数ヶ月前倒しで数Ⅲの授業に入るので予習が必須になるだけでなく、学校の定期テストでこれまでと同じ順位をキープすることがより大変になります。

 

ですが、毎年言えることとして、どの生徒も数Ⅲを受講しながらも普段の成績をキープために、人一倍努力をします。

これが実質的に「受験モード」に入っていることになるのです。

 

今後も小野塾は「一高生・竹高生が難関大に合格するために一番近い塾」として邁進していきます。