土浦一高・2/14の授業(英語)

今日は土浦一高2年生の英語のテスト対策授業で、サイドリーダーの解説をしました。

今回のサイドリーダーは短編集でしたが、どういう場面で、どういう情景で、登場人物がどういう人なのかがはっきりしないという読みにくさはありましたが、英語自体は難しくありません。竹園高校のサイドリーダーとは対照的です。

こういう題材だと、「なぜそうしたのか」といった問題が出されて、生徒もそればっかり気にして読む傾向があります(質問もそういったものが多いです)。

ですが、個人的には、英語はまだ発展段階なので純粋な英語力を鍛える訓練に特化したほうがいいと思っています。

英語の文の意味をとらえて、どういう情景なのかを想像し、さらに本文に直接書かれていない登場人物の気持ちまで読み取るのはかなりの負担です。

最近入塾した生徒で、the use of steam to produce electricity created …という文を「電気を生産するための蒸気の使用は…を引き起こした」と訳している生徒がいました。

こういう生徒がまだまだ山ほどいると思っています(むしろこのレベルのまま卒業してしまうんだと思います)。

このような和訳をしてしまう生徒に「Aが～した理由は何か」という現代文のような問題を出すのは個人的には反対です。