竹園高校・テスト対策授業の解説の続き(英語、サイドリーダー)

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2017/02/12 竹園高校・テスト対策授業の解説の続き(英語、サイドリーダー)

P.18  21行目(授業で触れるの忘れてました)
And it was this particular quality that contributed so strongly to the feeling of ‘strangeness’ when encountering and attempting social contact with these patients.
S contribute to Aという超重要表現があります。so stronglyをカッコでくくって無視するとこの形が出てきます。
辞書にははっきりと書かれていませんが、これは「因果表現」です。Sが原因で、Aが結果を表します。
さらに、文全体としてはit was ~ thatの強調構文になっています。
今回の訳は、「まさにこの特殊な雰囲気(particular quality)によって(がとても強く作用して)、このような患者と出会い、社会的な接触を試みようとするときに「違和感」を感じるのである。」
P.26 16行目
ifが「たとえ~でも」の意味になるのがわからないという質問があったので回答します。
筆者の主張がわかってるかという読解力に関するところでもありますが、あくまで「英語の読解力」です(「本をたくさん読みましょう」などという元も子もない話ではありません)。
まず、if rivalry for spaces creates mild feelings of hostilityの部分を「3文型の無生物主語の訳し方」に従って訳せていることが大事。
そうすると、mild feelings of hostilityが生じる原因はrivalry for spacesだとわかります。
では、そのrivalry for spacesがなぜ生じるかというと、縄張り制度(the territorial system)が原因なわけです。
そうすると「(縄張り制度があることで)仮に多少の敵意が生じたとしても、縄張り制度がなかったとしたら大混乱になっちゃうでしょ」というと読めるわけです。
P.29
無視できるcrowdとできないcrowdの違いを整理しておくと良いです。
10行目の後半の文と21行目の後半の文(25行目まで)が答えですね。
P.30 19行目
注にも出ていますがこのSayは模試の問題でも狙われるところですのでチェックしておきましょう(この前の一高のテストで「これ出るよ」と言ったらズバリ的中しました)。
P.30 23行目 Each tries~
主語が注意です。Eachが単独で主語になります。triesが動詞です(さらにin this wayをカッコにくくるとtry toの形が見えてきます)。
P.30  29行目
andの後ろにmany an embassy reception is ~という見慣れない形がきていますね。
「many a + 名詞」で「たくさんの~」という意味です。意味は「たくさん」ですが、「単数扱い」になります。be動詞はisになってますね。
P.31 14行目
‘cocooning’が何を表すかを説明できるようにしておきましょう。
該当箇所は簡単で、すぐ次の文です。
ただ、そこを訳すのが少し難しいです。
まずdeviceは「工夫」と訳しましょう。それから文法の授業でも扱いましたが、このpresentは超重要表現です。前のthe othersを修飾します。普通は「出席者」と訳すところですが、今回は「その場に居合わせた他の人」がいいでしょう。
「さまざまな工夫を用いて、その場に居合わせた他の人から自分自身を切り離すこと」が答えです。
P.31 23行目
meansは「手段、方法」の意味です。
P.31 25行目
forが何と結びつくのかがわかりにくいところです。
このforはpreference for(「~を他よりも好むこと」)のforです。
repeatedlyからpatternまでが挿入ですので、カッコにくくればその形が見えてきます。
ちなみに、このdevelopはこの前の授業で触れた形式動詞ですね。
P.32 10行目
on either sideは今回は「両側」の意味です。eitherは2つで1対になってるものにくっつくときは「両方の」の意味にもなります。
ちなみに、このページの馬の例がわかりにくかったと思います(一部の競馬好きを除いては)。
競走馬が興奮しているときは、それを抑えるために目隠しをするんです。それを知らないと何のことだかわかりませんね。
P.33 25行目
ここのobjectの意味は大丈夫ですか?「物体」などと訳していませんか。
今回は「目的」の意味です。
訳は「あらゆる縄張り行動と同様に、その目的はこぶしではなく、信号(合図)によって、空間を守ることだ」の意味です。
as with~は「~同様」の意味、rather thanは「~ではなく」と覚えましょう(「~というよりむしろ」という訳はうまくいかないときが多いです)。
P.34 6行目
have notの後に省略されている語を意識して、文の意味を捉えることができましたか?
今回、have not の後に省略されているのはfailedです。
ということはhave not failedは否定文ではなく、二重否定の肯定文です。
「うまくいかなかった一つ一つの縄張り信号に対して、何百万という(数え切れないほど多くの)他の縄張り信号がうまくいっているのである」の意味です。

 

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